【更新日:2026年9月8日】※本記事にはプロモーションが含まれています。
『薬屋のひとりごと』は、後宮を舞台に薬や毒の知識を持つ少女・猫猫が、さまざまな事件の謎を解いていく漫画です。
魅力は、ただ事件を解決するだけではありません。
一見すると何気ない症状や噂の中に手がかりが隠されていて、猫猫が薬師ならではの視点から謎をほどいていきます。そこに後宮ならではの人間関係や、壬氏との距離感も絡んでくるため、読み進めるほど続きが気になる作品です。
さらに『薬屋のひとりごと』の漫画には、ねこクラゲ版と倉田三ノ路版の2種類があります。
この記事では、2つの漫画版の違いを整理しながら、猫猫の魅力や後宮ミステリーとしての面白さをレビューします。
『薬屋のひとりごと』はどんな漫画?
『薬屋のひとりごと』は、日向夏さんによる小説を原作とした後宮ミステリーです。
主人公は、花街で薬師として暮らしていた少女・猫猫。
ある日、人さらいに遭って後宮へ売られた猫猫は、下女として働くことになります。
そこで起きたのが、皇子たちの体調不良。
猫猫は持ち前の薬や毒に関する知識を使って原因を見抜きますが、それをきっかけに後宮で起こるさまざまな事件へ関わっていくことになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 薬屋のひとりごと |
| 原作 | 日向夏 |
| キャラクター原案 | しのとうこ |
| ジャンル | 後宮ミステリー・歴史ファンタジー |
| 漫画版① | ねこクラゲ/構成:七緒一綺 |
| 漫画版② | 倉田三ノ路 |
| 原作小説 | 16巻まで発売中 |
| ねこクラゲ版 | 17巻まで発売中 |
| 倉田三ノ路版 | 22巻まで発売中 |
シリーズ累計発行部数は5,700万部を突破しており、漫画だけでなくアニメや劇場版にも広がっている人気シリーズです。
『薬屋のひとりごと』漫画が面白い4つの理由
猫猫の薬師としての知識が事件のカギになる
『薬屋のひとりごと』でまず面白いのが、主人公・猫猫のキャラクターです。
猫猫は、いわゆる正義感の強い主人公ではありません。
薬や毒に強い興味を持っていて、自分の身体を使って毒の作用を確かめるような危うさもあります。
そんな猫猫が後宮で起きる事件に遭遇すると、普通なら見過ごしてしまいそうな症状や変化に気づきます。
「体調が悪い」というだけだった出来事が、猫猫の知識を通すことで事件の手がかりに変わっていく。
この視点が本作ならではの面白さです。
後宮を舞台にした謎解きがクセになる
後宮という閉ざされた場所も、この作品に合っています。
噂や身分、嫉妬、妃たちの立場などが複雑に絡み合うため、何気ない出来事にも裏があるように感じられます。
しかも、事件の答えを最初から大きく見せるのではなく、症状や会話、周囲の状況などにヒントが散りばめられています。
猫猫が「あれ?」と違和感に気づき、少しずつ答えに近づいていく流れは、ミステリー好きならかなり楽しめるはず。
派手な戦闘がなくても、ページをめくる手が止まらなくなるタイプの作品です。
猫猫と壬氏の距離感が面白い
ミステリーだけでなく、猫猫と壬氏の関係も見逃せません。
壬氏は後宮で大きな影響力を持つ人物ですが、猫猫に対してはどこか特別な態度を見せます。
一方の猫猫はというと、壬氏の美貌や態度に振り回されながらも、どこか淡々としています。
この温度差がかなり面白いところ。
事件を追うシリアスな場面の合間に、2人のやり取りでクスッとできる場面が入るので、作品全体が重くなりすぎません。
「事件の謎も気になるけど、この2人はこれからどうなるの?」
そんな楽しみ方ができるのも本作の魅力です。
事件の裏側にある人間ドラマも深い
『薬屋のひとりごと』は、事件の答えが分かれば終わりという作品ではありません。
なぜそんなことが起きたのか。
誰が何を考えていたのか。
後宮という特殊な環境の中で、それぞれの立場や事情が少しずつ見えてきます。
最初は何気ない事件に見えていたものが、人物同士の関係につながっていたと分かることもあります。
猫猫の推理を楽しみながら、登場人物たちの事情まで見えてくる。
この二重の楽しさが、読み続けたくなる理由だと感じました。
漫画版は2種類!ねこクラゲ版と倉田三ノ路版の違い
『薬屋のひとりごと』の漫画を読むときに、最初に迷いやすいのがここです。
実は漫画版が2種類あります。
どちらかが本編で、もう一方がスピンオフというわけではありません。
どちらも日向夏さんの原作小説を漫画化した作品で、それぞれ別の漫画として展開されています。
| ねこクラゲ版 | 倉田三ノ路版 | |
|---|---|---|
| タイトル | 『薬屋のひとりごと』 | 『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』 |
| 作画 | ねこクラゲ | 倉田三ノ路 |
| 構成 | 七緒一綺 | ― |
| 出版社 | スクウェア・エニックス | 小学館 |
| 掲載誌 | 月刊ビッグガンガン | 月刊サンデーGX |
| 最新刊 | 17巻 | 22巻 |
| 発売日 | 2026年7月24日 | 2026年6月18日 |
同じ原作をもとにしているため、大筋の物語は共通しています。
ただし、漫画としての表現や描かれ方には違いがあります。
そのため、片方を読んだからもう片方は読む意味がない、という作品ではありません。
ねこクラゲ版と倉田三ノ路版、どっちがおすすめ?
どちらから読むか迷ったら、まずは絵柄や漫画としての雰囲気で選ぶのがおすすめです。
ねこクラゲ版が気になる人
- 『薬屋のひとりごと』を漫画でじっくり楽しみたい
- 猫猫の表情やリアクションを楽しみたい
- 原作小説の物語を漫画で追いたい
倉田三ノ路版が気になる人
- 猫猫の謎解きを中心に楽しみたい
- 『猫猫の後宮謎解き手帳』というタイトルに惹かれる
- 同じ原作でも違った漫画表現を味わいたい
個人的には、どちらか一方を「正解」と考えるより、気になった漫画版から読み始めるくらいでいいと思います。
そして片方を読み終えたあとに、もう一方を読むのも面白い選択肢。
同じ原作でも、漫画家が変わると見え方が変わるので、比較しながら読む楽しさがあります。
最新刊は何巻?現在の発売状況
2026年9月時点では、漫画版の最新刊は以下の通りです。
ねこクラゲ版は17巻
ねこクラゲ版の最新刊は17巻。
2026年7月24日に発売され、17巻で「砦編」が完結しています。
原作小説では第4巻のクライマックスにあたる内容が描かれています。
ここまで一気に読み進めると、猫猫を取り巻く物語がさらに大きく動いていくことを実感できます。
倉田三ノ路版は22巻
倉田三ノ路版の最新刊は22巻。
2026年6月18日に発売されています。
22巻では、「仙女」の噂や夜の街、見世物の一座などをめぐる物語が描かれます。
白い髪と赤い目を持つ存在や、不老不死の薬の噂なども登場し、猫猫の薬師としての知識が再び物語に絡んできます。
原作小説と漫画版の関係は?
『薬屋のひとりごと』の原作は、日向夏さんによる小説です。
原作小説は16巻まで発売されています。
そして、その原作をもとに2種類の漫画版が展開されています。
つまり、
原作小説 → 2種類の漫画版
という関係です。
漫画から入っても物語を楽しめますし、漫画を読んで続きが気になったら原作小説へ進むのもあり。
まずは絵で物語を楽しみたいなら漫画、より先の展開まで読みたいなら原作小説、と選ぶと分かりやすいです。
『薬屋のひとりごと』はこんな人におすすめ
『薬屋のひとりごと』は、こんな漫画を探している人に向いています。
- 謎解きやミステリーが好き
- 薬や毒を使った事件に興味がある
- 頭脳戦や推理を楽しみたい
- 後宮を舞台にした物語が好き
- キャラクター同士の関係も楽しみたい
- シリアスだけでなく、クスッと笑える場面も欲しい
- アニメを見て原作漫画も読みたくなった
特に、「事件の答えを知るだけでなく、手がかりを探しながら読みたい」という人には相性のいい作品です。
『薬屋のひとりごと』を漫画で読むなら今がちょうどいい
現在は、ねこクラゲ版が17巻、倉田三ノ路版が22巻まで発売されています。
漫画だけでもかなり読み応えがありますが、2026年はアニメ第3期と劇場版も控えています。
TVアニメ第3期は2026年10月2日から放送開始予定。
さらに、初の劇場版となる『劇場版 薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』も2026年12月11日に公開予定です。
アニメや劇場版を待っている間に、漫画で猫猫たちの物語を追っておくのもおすすめです。
アニメ第3期の放送情報はこちらの記事で詳しくまとめています。

劇場版についてはこちら。

『薬屋のひとりごと』の漫画を電子書籍で読む
『薬屋のひとりごと』は電子書籍でも読めます。
スマホやタブレットで読みたい人は、普段利用している電子書籍サービスからチェックしてみてください。
📙 Amazon Kindle
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まとめ|『薬屋のひとりごと』は謎解きと人間ドラマを一緒に楽しめる漫画
『薬屋のひとりごと』の面白さは、猫猫の薬師としての知識を使った謎解きだけではありません。
後宮という特殊な舞台だからこそ生まれる事件。
そこに隠された人間関係。
そして、猫猫と壬氏の少し変わった距離感。
これらが重なって、読み進めるほど物語に引き込まれていきます。
漫画版は2種類ありますが、どちらも日向夏さんの原作をもとにした漫画作品です。
2026年9月現在、ねこクラゲ版は17巻、倉田三ノ路版は22巻まで発売中。
「薬屋のひとりごと、気になっていたけどまだ漫画を読んでいない」という人なら、まずは好きな漫画版から猫猫の物語を追ってみてください。
一度読み始めると、「この違和感、何かあるな」と考えながらページをめくるのが楽しくなってきます。

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