『九条の大罪』原作は漫画!Netflixシリーズ・実写映画の元になった作品をレビュー

※本記事にはプロモーションが含まれています。

Netflixシリーズ『九条の大罪』を見て、「原作は漫画?」「映像の続きはどこまで描かれているの?」と気になった人も多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、『九条の大罪』の原作は、『闇金ウシジマくん』で知られる真鍋昌平さんによる同名漫画です。

2020年から『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で連載が始まり、2026年7月現在も連載中。コミックスは既刊16巻、累計発行部数は400万部を突破しています。

ただ、本作は「弁護士が事件を解決する漫画」と思って読むと、きっと良い意味で裏切られます。

『九条の大罪』が描いているのは、法律の勝ち負けではありません。

法律では救えない現実と、人は何を信じ、何を守ろうとするのかという、人間そのものの複雑さです。

ページを閉じたあとも、「あの選択は本当に正しかったのだろうか」と考え続けてしまう──そんな読書体験が、この作品にはあります。

『九条の大罪』は、答えを教えてくれる漫画ではありません。答えを急ぐ自分に気づかせてくれる漫画です。

この記事では、『九条の大罪』の原作情報をはじめ、あらすじや見どころ、読者から高く支持される理由、Netflixシリーズ・実写映画を見る前に原作漫画を読んでほしい理由まで、ネタバレを避けながら紹介します。


目次

この記事で分かること

  • 『九条の大罪』の原作情報
  • あらすじ(ネタバレなし)
  • 読者から支持される5つの魅力
  • 「人を選ぶ」と言われる理由
  • Netflixシリーズ・実写映画との違い
  • 原作漫画を読むべき理由

『九条の大罪』の原作は漫画!真鍋昌平が描く社会派リーガル漫画

『九条の大罪』の原作は、真鍋昌平さんによる同名漫画です。

2020年10月から『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で連載が始まり、2026年7月現在も連載が続いています。

Netflixシリーズや制作が発表された実写映画も、この原作漫画をもとに制作されています。

項目内容
原作真鍋昌平『九条の大罪』
作者真鍋昌平
掲載誌週刊ビッグコミックスピリッツ
出版社小学館
連載開始2020年10月
連載状況連載中
コミックス既刊16巻(2026年7月現在)
ジャンル社会派・リーガル・クライム・ヒューマンドラマ

真鍋昌平さんといえば、『闇金ウシジマくん』で社会の裏側を鋭く描いた漫画家として知られています。

一方、『九条の大罪』では主人公を弁護士に据えることで、これまでとは違う角度から社会の矛盾へ切り込んでいます。

依頼人の多くは、暴力団関係者や半グレ、前科者など、一般的な弁護士なら距離を置きそうな人ばかりです。

それでも九条は、肩書きや過去だけで相手を判断しません。

法律という武器を使いながら、その人がなぜそこまで追い詰められたのかを見つめ続けます。

その積み重ねが、「人を簡単に善悪では分けられない」という、この作品の根底にあるテーマにつながっています。


原作漫画『九条の大罪』とは?あらすじと作品の魅力

あらすじ

主人公は、弁護士・九条間人(くじょう たいざ)。

依頼人は暴力団関係者や半グレ、前科者など、一般的な弁護士なら敬遠しそうな人物ばかりです。

九条は、善人か悪人かという基準ではなく、それぞれが抱える事情や背景を見つめながら事件と向き合っていきます。

その先で描かれるのは、「法律では守りきれないもの」が確かに存在するという現実です。

事件が終わっても、物語はそこで終わりません。

読者の中には、「もし自分が九条だったら、どんな判断をしただろう」という思いだけが静かに残ります。

その余白があるからこそ、『九条の大罪』は読み終えたあとも何度も思い返したくなる作品です。


九条間人は「正義の主人公」ではない

『九条の大罪』を読み始めて、まず印象に残るのが主人公・九条間人です。

九条は、悪を倒すヒーローでも、理想を語る正義の味方でもありません。

依頼人が犯罪者だから見捨てることもなく、善人だから無条件に守ることもありません。

彼が最後まで向き合うのは、感情ではなく法律です。

その姿勢に戸惑う場面もあります。

「そこまで依頼人を守る必要があるのか」と感じることもあるでしょう。

それでも読み進めるほど、九条の判断には揺るがない信念があることに気づきます。

好きになるというより、もっと知りたくなる。

派手な主人公ではないのに目が離せなくなる理由は、その静かな覚悟が言葉や行動の端々から伝わってくるからです。


真鍋昌平作品だからこそ描ける「現実」

『九条の大罪』が「リアル」と評価される理由は、犯罪描写の過激さではありません。

登場人物を、善人か悪人かという単純な枠で描いていないことです。

誰もが弱さを抱え、ときには間違った選択をしてしまう。

だから「悪人だから当然の結末だった」と簡単には割り切れません。

真鍋昌平さんの作品には、人を裁く視点ではなく、「なぜその人生を歩むことになったのか」を見つめる視点があります。

その積み重ねが、一つひとつの事件に重みを与えています。

読み進めるほど、「誰が悪いのか」ではなく、「なぜそうなったのか」を考える時間が増えていく。

それこそが、『九条の大罪』ならではの読書体験です。


読者から高く支持される『九条の大罪』5つの魅力

① 善悪では割り切れない人間ドラマ

『九条の大罪』には、分かりやすい勧善懲悪はほとんどありません。

誰かを守るための選択が、別の誰かを傷つけてしまうこともあります。

正しいと思っていた行動が、結果として悲劇を招くこともあります。

だから、この作品では「誰が悪いのか」を追いかける読み方は長く続きません。

気づけば、「なぜその人は、その選択をしたのか」を考えるようになります。

『九条の大罪』は、人を裁く物語ではありません。人を理解しようとする物語です。

その視点があるからこそ、読み終えたあとも登場人物たちの選択を思い返してしまいます。


ここまで読むと、『九条の大罪』が単なるリーガル漫画ではないことは伝わってきたのではないでしょうか。

ここからは、多くの読者が「読み始めたら止まらなかった」と語る理由を、さらに掘り下げていきます。


② 「リアルすぎる」と言われる理由は、人間を描いているから

読者からは、「リアルすぎて怖い」「漫画なのに現実を見ているようだった」という感想が多く寄せられています。

その理由は、事件そのものではありません。

人が追い詰められていく過程や、小さな選択の積み重ねを丁寧に描いているからです。

現実でも、人は突然人生を踏み外すわけではありません。

だから『九条の大罪』を読んでいると、「これは漫画の中だけの話だ」と切り離せなくなる瞬間があります。

怖いのは犯罪ではなく、「自分のすぐ隣でも起こり得るかもしれない」と感じさせる現実味です。

だからこそ、この作品は読み終えたあとも静かに心に残ります。

③ 一話ごとの満足感と、長編ならではの奥深さを両立している

『九条の大罪』は、一話ごとに異なる依頼や事件を描くエピソード形式が中心です。

そのため、途中から読み始めても物語に入りやすく、「まずは一話だけ」と気軽にページをめくれます。

一方で、読み進めるほど、それぞれの事件や登場人物が少しずつつながり始めます。

「あの出来事がここにつながるのか」と気づいた瞬間、それまで点だった物語が一本の線になり、作品への没入感が一気に深まります。

短編の読みやすさと、長編ならではの積み重ね。

その両方を味わえるからこそ、「気づけば最新巻まで読んでいた」という読者が多いのでしょう。


④ 読者自身の価値観まで揺さぶられる

『九条の大罪』は、「これが正しい」という答えを提示する作品ではありません。

法律として正しい判断でも、誰かを苦しめてしまうことがあります。

反対に、法律だけでは救えない現実に直面する場面もあります。

だから読者は、事件の結末だけで満足できません。

「もし自分だったら、どんな判断をしただろう。」

そんな思いが、自然と頭に浮かびます。

作品が読者に残すのは結論ではなく、自分自身の価値観を見つめ直す時間です。

それこそが、『九条の大罪』が読み返したくなる理由なのだと思います。


⑤ 九条間人という主人公を、もっと知りたくなる

九条間人は、感情を大きく表に出す主人公ではありません。

雄弁に理想を語ることも、自分の正しさを押しつけることもありません。

それでも目が離せなくなるのは、一つひとつの判断に揺るがない軸があるからです。

読み始めた頃は理解できなかった九条の行動も、物語を追うにつれて少しずつ見え方が変わっていきます。

気づけば、「好きな主人公」というより、「もっと知りたい主人公」になっている。

派手さではなく、人間としての奥行きで読者を惹きつける。

それが九条間人という人物の大きな魅力です。


ここまで読んで、「この漫画、少し気になる」と感じたなら、その感覚のまま第1巻を手に取ってみてください。

『九条の大罪』の魅力は、あらすじだけでは伝えきれません。

ページをめくりながら九条の選択を追いかけることで、この作品が多くの読者を惹きつける理由を実感できるはずです。


『九条の大罪』は人を選ぶ?そう言われる理由

『九条の大罪』は高い評価を集める一方で、「人を選ぶ作品」という声があるのも事実です。

その理由は、犯罪や暴力を刺激的に描いているからではありません。

むしろ、それらを現実から目をそらさず描いているからです。

登場人物の多くは、善人でも悪人でもありません。

それぞれに事情があり、それぞれに譲れないものがあります。

だから読者は、「この人が悪い」と簡単に結論を出せなくなります。

読後に残るのは爽快感よりも、「人を簡単に善悪で判断できるだろうか」という静かな問いです。

軽い気持ちで読める作品ではありません。

だからこそ、読み終えたあとに残るものも大きい作品です。


Netflixシリーズ・実写映画を見る前に原作漫画を読んでほしい理由

Netflixシリーズでは、九条間人の静かな存在感や独特の空気感が映像ならではの演出で表現されています。

一方、漫画ではページをめくる速さも、立ち止まる時間も、自分で決められます。

九条が何も語らない場面。

一瞬だけ見せる表情。

張りつめた沈黙。

そうした細かな空気まで味わえるのは、漫画ならではの魅力です。

事件の流れを追うだけでなく、「九条は何を考えていたのか」を自分なりに受け止められる。

その体験は、映像とはまた違った深さがあります。

Netflixシリーズから作品を知った人も、これから映像を見る人も、ぜひ一度原作漫画に触れてみてください。


『九条の大罪』を読むならコミックス・電子書籍がおすすめ

『九条の大罪』は、コミックス・電子書籍のどちらでも楽しめます。

読み始めたきっかけは、「Netflixの続きが気になったから」でも構いません。

ですが、読み終えた頃には、気になっているのは事件の結末ではなく、九条という人物そのものになっているはずです。

読み進めるほど、誰かを簡単に裁けなくなり、自分ならどうするかを考え続けたくなる。

そんな読書体験こそが、『九条の大罪』の最大の魅力です。

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『九条の大罪』についてよくある質問

Q. 『九条の大罪』の原作は漫画ですか?

はい。原作は真鍋昌平さんによる同名漫画です。2020年から『週刊ビッグコミックスピリッツ』で連載されています。

Q. 作者は誰ですか?

作者は、『闇金ウシジマくん』でも知られる真鍋昌平さんです。

Q. 『九条の大罪』は完結していますか?

いいえ。2026年7月現在も連載中で、コミックスは既刊16巻まで発売されています。

Q. Netflixシリーズは原作漫画がもとですか?

はい。Netflixシリーズは原作漫画をもとに制作された作品です。

Q. 実写映画の公開日は決まっていますか?

実写映画の制作は発表されていますが、2026年7月現在、公開日やキャストなどの詳細は公式未発表です。


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まとめ

『九条の大罪』の原作は、真鍋昌平さんが描く社会派リーガル漫画です。

しかし、この作品の魅力は、法律や裁判を題材にしていることだけではありません。

人を簡単に善悪で分けられないこと。

一つの出来事にも、さまざまな事情や背景があること。

そして、答えを急がず、自分自身の価値観と向き合う時間を与えてくれること。

それこそが、『九条の大罪』が多くの読者の心に残り続ける理由です。

Netflixシリーズや実写映画で興味を持ったなら、ぜひ原作漫画も手に取ってみてください。

『九条の大罪』は、答えを教えてくれる漫画ではありません。

ページを閉じたあとも、自分なりの答えを探し続けたくなる漫画です。

次に読む漫画を探している方へ

「次はどの漫画を読もう?」と迷っている方は、よみしるの漫画紹介一覧ページもぜひご覧ください。

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